※SEVRES セーブル ※フランス国窯〜フランス国立セーブル陶磁器製作所 ルイ15世の寵愛を受け、陰の宰相とも言われたポンパドール夫人は文化や芸術の造詣が深く絶大な愛陶家でもありました。 1756年、彼女はそれまで国の保護の下に発展してきた パリ北郊ヴァンサンヌの窯を西郊のセーブルにある自分の館ベルヴェーに移転しました。 その後1759年に「王立セーブル製陶所」となりましたが、国窯という背景から生産は非常に限定され「希少な陶磁器」と呼ばれました。 今日に至っても生産量は6,000ピースと限定され、その殆どがフランス国家の為に作られます。 この少量生産は「最高の作品を作り出す」為の必然であり、その希少性ゆえに誇り高きセーブルの名声は一段と高まっています。 ※丸型ディッシュ　 　 24K金彩紋様　 この作品のフォームは、1908年から1950年にかけてフランス国立セーブル陶磁器製作所工房で、塑像作家として制作活動に従事した Jean-Baptiste Gauvevnet (ジャン-バチスト ゴーヴェネ)によって構想されました ※ファットブルー 陶磁器の世界では「ブルー(瑠璃色)」が最も表現することの難しい色と言われています。 セーブルのブルーには3つあり 深い瑠璃色の＜ファットブルー＞ 夜空の雲を表現した＜クラウディブルー＞ 明るく華やかな水色の＜アガサブルー＞ どれも個性的で王者のブルーと言われる所以です。 ※成型年度 1963年 ※サイズ 　直径 9.5cm 高さ 3cm 高台直径　5cm ※参考価格¥132,000 ※ヴィンテージ未使用保管品 1987年10月「セーブル陶磁名品展」が大丸心斎橋店で開催された時に買い求めました。 未使用で箱入り保管していました。 ヒビ割れや欠けなどダメージは見られず、大変綺麗な状態です。 保管中のわずかなスレなどはご了承お願い致します。 素材···陶磁器/焼物 形···丸皿