1960年代に入り、レッド・ウィング社はウレタン素材のソールをアッパーに対して直接射出成形する、 底付けとソールの成形を同時に行う新たな製法の開発に取りかかった。1970年に「CAST 88」として商品化されると、 好調な売れ行きとなったこの製法の靴は徐々にそのスタイル数を増やしていった。 1977年それまでの「CAST 88」に改良を加え「スーパーソール製法」を開発した。 ウレタン素材の配合を変え、アッパーに直接射出成形していたところをアッパーにウエルトを縫いつけてから ソールモールドにセットし、ウレタンソールを射出成形する製法とした。この新たな製法により、 耐久性と柔軟性が増し、それまでは接着力の問題で使用できなかったオイルドレザーのアッパーが 使用できるようにもなった。レッド・ウィング社はこの「スーパーソール製法」で特許を取得し、 社を代表するワークブーツの製法のひとつとして今日でもレッド・ウィング市の自社工場で造り続けています。 汚れ・破れ・臭いなど···なし