涼しげな色合いが、吹きわたる初夏の風のような、 淡い緑色のシーグラスペンダントヘッド⭐︎ ２つと同じものはないハンドメイドの個性的な作品です。 十数年前、アメリカ・ロサンゼルス滞在中のある期間、 カリフォルニア、サンペドロのカブリロビーチに滞在していました。 対岸にロングビーチが見渡せるエリアです。 ここは満月の満潮の夜にグルニオン(イワシの一種)が 銀色の身体で飛び跳ねながら砂浜に上がり産卵したり、 海亀の産卵なども見ることができるビーチです。 サンペドロは、風光明媚な観光地で、 『パイレーツオブカリビアン』のかつての撮影地のひとつでもあります。 そのサンペドロのカフェ兼雑貨屋さんには 撮影中、毎日のようにジョニー・デップや撮影クルーも訪れたのだとか。 店内の奥にはジョニーの大型ポスターが貼ってありました。 地元在住のセンスの良いワイヤーアートの作家さんたちが シーグラス他、天然石を使ったアクセサリーを制作して店頭に並べていました。 その中のいくつかを気に入って購入しました。 日本ではあまり見かけないセンスの、魅力あふれる作品ばかりでした。 シーグラスは、船乗りたちの使った古いガラス瓶やランプや船旅の装備など あるいは捨てられたガラスのボトルなど、ガラス製品が海流に乗って 長い長い年月、海の中を漂い、風化して砂浜にたどり着いたガラスです。 いつの時代、元は何の瓶だったのだろう？ どんな人がそれをどのように使ったのだろう？ 色々な想像を掻き立てられ、歴史のロマンを感じさせられます。 そんなシーグラスの作品、手元に来てから 私のアクセサリーケースの中で眠り続けて、 十数年になりました。 日本に帰国して、普段ビジネススーツのため、 身につける機会もなく、ただ時々眺めるだけで サンペドロの風を憶い出すよすがにしておりました。 別売りで、お揃いのブレスレットもございます。 ご参考まで、画像に載せておきました。 セットでお求めいただけると、多少お値引きも、と思っております。 キラキラパッとしたというのではなく、 なつかしく味わい深いような、 広大で自由な海の包容力のような、 また苦難にも耐えた者のみが知るやさしさのような佇まい、 そんなものを感じるシーグラスのワイヤーアートです。 最後までお読みいただき、またご覧いただき、誠にありがとうございます。